世界名作劇場.net 小公女セーラ研究サイト:学院メイドセーラ

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このページでは、本編以外にもありえたであろう小公女の世界について、管理人が一人で語っています。宜しければ、しばしお付き合いください。

※あたかも事実かのように記述してありますが、当然ながら全て二次創作です。


小公女のお話。無休(無給)メイドに耐えたセーラさんは、富豪として復活し、物語は終わります。もちろんこれはこれで喜ばしいことなのですが、違った結末もあったのではないでしょうか。「他にもっと大事なものがある」と主題歌にもありますが、それらはまさしく、ミンチン学院での日々で彼女が知ったもの。思いやり、くじけぬ心、そして他者への赦しの気持ち…

持ち前の資質にこれらが加わって、セーラさんはより一層魅力的になっていくことでしょう。しかし、彼女のこうした魅力はプリンセスとしてではなく、市井の人としての生活の中でこそ、より輝きを増すのではないでしょうか?

19世紀末のロンドンを舞台に、セーラさんとベッキーさんが織り成す、ふたりの優しく暖かな、明るい世界・・・

世界名作劇場 『続 小公女セーラ』 ~ふたりのロンドン~
A Little Princess Singing in London City

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bp無題 - コピー.png  明るく朗らかに歌うセーラさんロンドンの下町。活気あふれる街並みに息づく、人々の暮らし。春の陽だまり・短い夏の青空・秋の並木道・雪景色にそびえるビッグベン・振り返ればそこには、霧に浮かぶおぼろげな寄宿学院の建物…

伝統と格式の英国首都に生きる、ふたりのメイドの少女の物語。何気ない毎日によろこびを見出してゆく、ちょっとおしゃまで多感なセーラ・クルーさん。そしてその傍らにそっと佇むのは、セーラさんとの今この時が、かけがえのない宝物であることを知る、少し大人びたベッキーさん…これだけでもう、十分に一作品出来上がりそうですね…


THE WORKING GIRLS IN LONDON

jjuu7無題超ミニ.pngjjuu7無題超ミニ.png      シーザー君お守り中さて、メイドのセーラさん苦労話は既に語り尽くされていますが、ここでは、せめてもう少し良い扱いを、ということで、正式に学院の住み込みメイドになったと仮定して、セーラさんの毎日を、ほんの少しだけ見てみましょう。
ベッキーさんとお揃いの制服ですね・・・セーラさんが加わると、学院全体の雰囲気が、ぐっとハイクラスになるように思われるのですが、いかがでしょうか。


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◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

また、作中でラビニアさんの専属メイドにされそうになるエピソード(第20話)がありますが、実はこれも捉えようによっては、セーラさん飛躍のきっかけになるかもしれません。

世界名作劇場 『続 小公女セーラ』 ~アメリカ篇~
A Little Princess North America

 専属メイドとして、ラビニアさんの帰国に同行しての渡米。

悲しげな『花のささやき』が聞こえてくるようです。霧に煙るロンドンの街・出航を告げる銅鑼・鳴り響く汽笛…遥かアメリカ大陸目指し、暗い北大西洋航路へと旅立つ貨客船…そしてそのデッキ上で寂しげな笑顔を浮かべ、遠ざかるイギリスの地を静かに見やる、セーラさんの儚げな後ろ姿…ドーバー海峡を渡る冷たい風に、乱れた豊かな黒髪を押さえ、ふと振り向いた横顔にさす、消し難い悲しみの色…

なんとも悲壮感漂う未来ばかりが想像されてしまいますが、しかしそこは、華奢な体に強くしなやかな心の持ち主セーラさん。苦境をバネにすれば、逆転の発想もまた有り得るのではないかと…

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さようならロンドン…そして物語は悲しみの北米大陸へ…

ミンチン学院転入当初の状況を見るまでもなく、セーラさんの真っ直ぐな健気さ・控えめな優しさは、アメリカでも必ずや周囲に新たな味方を集めることでしょう。ラビニア家は石油関係の実業家ですので、そこにメイドとして住み込んでいれば、様々な方面の関係者との接点が生まれます。その中に、セーラさんの才能を見出す人物がいても不思議ではないでしょう。要はセーラさんにとって、何らかのきっかけさえあれば、あとは彼女自身が新たな道を切り開いてゆくに違いありません。

そして人柄だけでなく、容姿、マナー、更には優秀な学力と三拍子(正確には四拍子ですが)揃ったセーラさんは、実力主義社会のアメリカでは意外と早く、活躍の場が得られるのでは…そうなれば、ラビニアさんも次第にセーラさんを認めざるを得なくなるはずです。

元々、二人の関係のこじれは、ラビニアさんのセーラさんに対する劣等感に端を発していると思われます。そこで、セーラさんが自由の国アメリカで大きく羽ばたき、いい意味でラビニアさんが『あきらめがつく』状況になれば、ほのかに明るい未来が見えてはきませんでしょうか?ただし、そこにベッキーさんの姿がないのは、一抹の寂しさを感じますが・・・


45無題 ミニ.png45無題 ミニ.png帰国後のラビニアさん。セーラさんとの関係はいかに…さて、このようにセーラさんの立場から見れば、大きな未来への道も拓けてきそうですが、そう簡単にはいかない事情も考慮しなければなりません。ラビニアさんの視点に立てば、当然こうした事態の推移は面白くはないでしょう。そしてその不満の矛先がセーラさんに向けられるのは、残念ながら避け難い所です。

そこでやはり気がかりなのは、アメリカの地でセーラさんがラビニアさんのいじめに耐えられるのか、ということですが、ミンチン女子学院という閉鎖環境から出れば、状況は大きく動く可能性が高いと思われます。何より周囲の目がありますし、ラビニアさんのお父さんは一応人格者のようですから、愛娘の暴走を決して許しはしないでしょう。

また、ラビニアさん自身も、生まれ育った母国での生活に戻ることで、それまでとは違う一面を見せるのでは…と期待されます。良くいえばリーダータイプではっきりとした性格の彼女は、慎重で優しいセーラさんと意外に気が合うかも…うまく行けば、自分にない要素を持つ者同士が親友になる典型例となりうるかも知れない、などと思うのは、あまりに性善説にすぎるでしょうか…

遠く親元を離れ、格式張ったイギリスの地での寄宿生活で、本来の自分を一時期見失いかけていたとも思われるラビニアさん。そんな彼女にとっても、セーラさんとの1年間は、試練の時だったと言えるのではないでしょうか。

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ラビニア家でのセーラさん。制服が少し違いますね。北米仕様でしょうか?

~春の新番組予告~

(※実在しません)

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