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世界名作劇場.net 小公女セーラ研究サイトの姉妹サイトです。
「ペリーヌ物語」は、1978年1月~12月に、フジテレビ系列の世界名作劇場(カルピスファミリー劇場)で放映されました。数ある名劇アニメの中でも最長の、全53話から成る長編大作です。
物語では、まだ見ぬ祖父の元を目指す主人公ペリーヌさんの旅路が、道中での様々な出来事や人間模様とともに描かれます。原作はフランス人作家エクトル・マロさんの
『En Famille』(1893年発表)
ですが、前半部分はアニメオリジナルの内容で、「小公女セーラ」と並んで世界名作劇場の代表作の一つと言えます。そこでこのサイトでは、主に両作品の比較を通して、その魅力や特色にスポットを当ててみたいと思います。
2つの作品を比べると見えてくる、多くの類似点。
健気な少女・父の死・インド・2カ国語・雪の日の復活etc・・・
それらを掘り下げてみると、その先には何があるのでしょうか。
※小公女の対立軸としてのペリーヌ物語、という視点が、このサイトの主眼です。従って、ペリーヌ物語の総評は、必ずしも含まないことを、あらかじめご了承ください。
お話の舞台は、ボスニアからフランスのマロクールに至る旅路。1878年3月~翌1879年3月までの、約1年間を描きます。場面設定は、
◎前半(フランスへと向かう長旅編)
◎後半(マロクールでの生活編)
に大別されます。全く異なる二つの場面を、ひとつの物語として融合させたそのロングストーリーは、世界名作劇場の中でも屈指の傑作と評価できるでしょう。
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