今日は10月31日ハロウィンの夜。宴の準備は整いました。院長先生は既に自室へ下がり、ジェームス・モーリー夫妻も外出中。邪魔者が消えたとき、妖精たちがそっと、その姿を現します。
パーティーの始まりです。あれ？アーメンガードさん…？
アメリア先生がいつになく元気です。鬼の居ぬ間に…みんなの思いは一つ？
リングケーキを頂きましょう。金の指輪を引き当てた人が一番先に結婚できるといいます。そして衝撃の結末が。
レーズンゲーム。どちらが先にレーズンにたどり着けるでしょうか。ここでも、ダイアナさんとドルシラさんを衝撃の結末が待ち受けます。
かぼちゃのランタンを作ります。ロッティはまだ一人では無理のようです。ここはセーラママにお願いしましょう。
くるみのボートで人生占い。ラビニアさんの本領発揮で、またも衝撃の結末。
本作品中最大の衝撃シーン。アーメンガードさんです。後ろに控えるジェニファーさんも驚愕！
こうして楽しい宴は過ぎ、夜は更けてゆきます。世界名作劇場にふさわしく、微笑ましいシーンの連続です。誰もが素晴らしい時間を堪能したことでしょう。しかし悲しいかな、ここに限らず『小公女』では、楽しい場面の後には必ず、それを上回る悲しみが訪れます。このパーティーが開かれたとき、既にセーラさんは屋根裏を追われ、馬小屋で寒さに震える毎日でした。そしてハロウィンのラスト。いくつかの偶然は重なりあって必然となり、セーラ・クルーさんを更なる苦しみへと向かわせることになるのです。
Driven Away on the Snowy Day
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