してはならない検証|GIRLS und PANZER【ガールズアンドパンツァー】非公式サイト|美少女戦車道@徹甲弾.NET

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世界中で愛される、乙女のたしなみ、戦車道。それを描いた本作品は、GIRLS要素・PANZER要素ともに、十分過ぎる設定がなされていますが、どうしても避けては通れない疑問点もあります。ここでは、敢えてそこに突撃してみたいと思います。

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戦車道では、競技者の安全確保には万全の対策が講じられています。使用する砲弾は、組み込まれたチップによって瞬時にダメージを判断し、白旗を作動させます。また、車内は耐弾性に優れた特殊カーボン装甲で覆われています。そして、試合に際しては、事前に戦車道連盟の安全ガイドラインを満たした戦車・砲弾のみが使用を許可されますので、事故の発生などありえないのです。(連盟公式見解)

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しかし、その安全神話を揺るがす事例が・・・全国大会決勝、黒森峰女学園VS大洗女子学園の試合で、従来の安全対策ではカバーできない状況が生じたのです。試合中盤、市街戦に投入された黒森峰の超重戦車マウス。山をも砕くという、そのKwK44/127ミリ戦車砲にゼロ距離で直撃された大洗女子B1bis重戦車は、宙を舞い、後方に180度回転して大破しましたが、搭乗するカモさんチームは全員無事でした。

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【車内がどうなっているか、考えただけでも・・・】

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【この程度で済みました。めでたし、めでたし・・・連邦のモビルスーツはバケモノか?!!】

また、同じく至近からヤークトティーガーやケーニヒスティーガーの戦車砲直撃弾を浴びて、スクラップと化したM3中戦車・八九式中戦車。こちらも、乗り組むうさぎさん/アヒルさん両チームは実質無傷だったのです。更に、勝敗を決したフラッグ車同士の一騎打ち。Ⅳ号中戦車とⅥ号ティーガーⅠ重戦車は、高速走行中に激しく衝突しましたが、双方の乗員は骨折どころか、打撲すらありませんでした。他にも、数え上げれば次々と・・・

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大惨事です・・・1

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大惨事です・・・2

メガネが割れた例はあったようですが・・・

戦う少女たちは、パンツァージャケットとブーツ程度の軽装で、ヘルメットやシートベルト、エアバッグなどの装備も無い状態のなか、奇跡の生還を果たしたのです。アドレナリンの過剰分泌がなせる技だったのでしょうか・・・

加えてもう一点、弾雨のなか、試合中に車外に身を乗り出す危険性についても、考慮の余地がありそうです。これについて西住みほさんは「滅多に当たらない」という趣旨の発言をしていましたが、この世に絶対などということはありません。もしも、キューポラ上で髪をなびかせる美少女に、ドイツの誇る88ミリ砲弾がクリーンヒットしたら・・・本作品は、全く違うジャンルのアニメになってしまうことでしょう・・・

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【88ミリ徹甲弾炸裂!みほさん、外に出てます。弾片防御・跳弾対策は・・・】

安全ガイドラインをクリアした砲弾なら大丈夫!と信じたいところですが・・・PANZER NO~~~~!

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やはり避けては通れない疑問点その2。再度、そこに突撃してみたいと思います。

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戦車道は、戦車の購入、維持管理、修理、運搬を始め、試合会場の確保、戦車道連盟の運営などに、相当な出費が必要であると考えられます。それらのお金は、どこから出ているのでしょうか。考えられる出どころは、以下の4つです。

1、各学校が生徒・保護者より集めた授業料・部費・寄付金
2、国・地方自治体からの公的援助
3、企業スポンサー収入
4、試合の観戦料・放映権料・グッズ販売・イベント収入

各項目を、詳しく見てみましょう。

1が最も現実的です。現に大洗女子でも、寄付金を元にヘッツァー改造キット(?)を購入しました。しかし、継続的に運営資金を確保するとなると、話は変わってきます。自衛隊の戦闘車両のお値段から推して、歴史的文化遺産であるWWⅡの各国戦車は、一体いくらぐらいするものなのでしょう。1両につき、少なくとも億単位のプライスタグが付いていても不思議ではありません。ましてや、生産台数の少ないレア車や、部品規格の異なる複数の国の戦車を導入した場合、とても高等学校が自力で賄えるとは思えませんが・・・

2は、文部科学省が戦車道を推奨しているという事実からも、十分にありえます。ですが、長期にわたるデフレスパイラルからの脱却途上にある我が国に、そこまでの財政出動をする余裕があるのでしょうか。税金投入の是非をめぐって、国会で激しい論戦が交わされることは間違いないでしょうし、税金が動くところ、利権に群がるいけないおじさま・おばさま方も出てくることでしょう。そうなると、純粋な乙女の戦車道を汚す事態も、残念ながら予想されます。

3は、現在すでに、複数の模型メーカーや自動車メーカーが、水面下で各高校に接触を図っていると言われています。また、大手芸能プロダクションによる美少女戦車兵たち(?)の争奪戦も始まっています。連盟は、礼節を汚す行為としてこれらの動きを強く牽制していますが、今後関係各方面の規制緩和が進めば、各校の戦車が企業ロゴをつけて疾走する日も近いかもしれません。しかしここにも、贈収賄の匂いが・・・

4は、戦車道連盟が独自に確保できる収入源、ということで、大いに期待できる手段です。特に放映権料は、オリンピックやサッカーワールドカップの例を見るまでもなく、莫大な資金を一気に調達できます。また、グッズ販売・イベント収入については、戦車道連盟公認の美少女ユニット『AKC48』が存在しますので、これまた有効な財源となりえます。

AKC48:Armored Kampfwagen Corps=装甲戦闘車両協会が管轄するアイドルユニット。

全国47都道府県+前年度全国大会優勝校から1名ずつ、合計48名の戦車道専攻者(美少女厳選)を選抜して編成されている。代表曲は『上からゲキハ』『真夏のタンクデサント』など。センターポジションを決めるため、毎年東富士演習場にて勝ち抜き戦車戦が行われている。

センター争いでは、これまで私立の強豪校出身者が順当に勝利していたが、今年は初めて、無名の公立校(茨城県立大洗女子学園)から西住みほさんが勝ち名乗りを上げ、話題となった。

最新楽曲は『恋するPANZER VORチューンクッキー


先日のAKC48ナイトライブから

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