セーラさんの生徒手帳(内側)です。実質的には何の効力もありませんが、市長夫人やロンドン市関係者の急な訪問に備えて、便宜上支給されました。学院マークや透かし・本人写真が入った本格的な作りです。メイドとして酷使している事実を隠蔽し、あたかもフランス語クラスの生徒であるかのように装うなど、学院側の意図的・組織的な偽装工作の跡が伺えます。
しかし、セーラさんがメイド服姿のままである点には気付かなかったのでしょうか・・・
生徒手帳の表紙面です。対外的には絶対に通用しない、独裁的な校則事項が並んでいます。備考欄には、セーラさんが代表生徒である旨が記されていますが、学院メイドであることも併記されており、この偽装工作を全く無意味なものにしています。
生徒手帳の製作発注はアメリア先生が担当していましたので、もしかすると学院長に対する、彼女の精一杯の抵抗だったのかもしれません・・・
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