～戦況判断～
セーラ艦隊の苦境がはっきりしています。ラビニアさんの包囲戦術が功を奏し、セーラさんのよき理解者・協力者だったデュファルジュ先生やマリエットさんは学院を去り、頼みのピーター少年も部外者にされてしまいました。セーラさんへの包囲網は確実に狭められてきています。
一般生徒の大半は、セーラさんに同情しつつも結局は見過ごすしかなく、不甲斐ないアメリア先生共々中間派を形成しています。
一方、ラビニア軍団は大幅に戦力が増強されました。あっさり寝返ったジェシーさん、ガードルードさんはもちろんですが、何よりも、院長先生、ジェームス、モーリー夫妻の大人３人が揃って加わったことで、戦局は決定的となりました。
以後、冬季攻勢でクリスフォード部隊による一大救出作戦が行われるまで、セーラ艦隊苦難の航海は続くことになります。
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